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本気で「不死身のジークフリード」を使う

注意


すでにこの記事の仕様は変更されています。
あくまでも昔はこんなんだったんだな的、望郷の思いをこめて読んでください。

新記事はこちら→本気で「不死身のジークフリード」を使う【理論編】












最終更新:07/03/04
レジストポーション再実装につき改稿
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ノーグハルトパッチによりGvG戦術が変わろうとしています。

新スキル、新アイテムももちろんですが、
その影響で既存スキルにも再考察の余地が生まれてきています。


その中で一際輝くようになったスキルが「不死身のジークフリード」です。
合奏スキルで、PTメンバーにのみ効果があります。
Lv5なら



「無属性以外の全ての属性攻撃耐性+80%、状態異常耐性50%付与」



という効果。
このスキルを「WP超えで使用して、ロキ潰し他攻撃目的に使う」のが今回の目的です。





その前にいつもの。

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ご注意。

サーバーによっては、同盟によっては、ギルドによっては、人によっては
嫌われる行為かもしれません。
ついでに言うと、いつの日か修正が入るかもしれません。
それを理解した上で自己責任での使用を望みます。

当ページの目的は知識の共有化であり、
特定の戦術を否定、あるいは推奨するものではありません。
公式で明記されているバグの利用はまた別です。

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→タラフロ金ゴキ2枚挿し
# by eaglewind3 | 2006-07-15 17:45 | 戦術考察
長いおまけ
オマケ(  ・ω・)ポリーン
07/03/04追記
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この記事を完成させるに当たって、06/07/12、13、14に
PvPエリアにて「不死身のジークフリード」の検証を行ないました。

検証項目は以下の通り。


※雷鳥魂を受けることで、間違いなく合奏の効果が発動者にかかりました。

※合奏を発動してから魂を受けても、合奏の効果は発動者にかかりました。

※レジストPを使うことで、ジークの属性耐性にきちんと加算されました。
→(ジークLv4のみの時と水レジストPを併用した時のダメージを比較検証)

※雷鳥同士が同一セルに立っていても、合奏が発動できることを確認しました。

※ジークLv4(75%耐性)+マルスc(30%耐性)でSGが無効化されました。

※↑の状態でさらに水レジストPを使っても(125%耐性)魔法で回復しませんでした。
→(単体指定魔法であるCBと範囲魔法であるSGの両方とも無効になるのみ)

※ジークの範囲内でマルクcを着ててもSGで凍るのを確認しました。

※ジークの外に出てからマルクcを着てもSGで凍るのを確認しました。

※BaseLvの差がジーク上でも影響することを確認しました。
→(低LvマジのFDではほとんど凍結せず)
→(Luk値の影響は未確認)

※リログによってバグ状態が解除されることを確認しました。
→(PTの脱入隊や耐性装備のつけはずしではダメでした)

※バグ状態で再度ジークを受けても耐性50%固定にはならないことを確認しました。
→(多少なりとも効果があるのかないのかは不明)



07/02/26にPvPエリアにて再検証。

結果、
※ジークバグが修正されていないことを確認しました。;

※レジストポーションと装備による耐性は加算で計算されることを確認しました。
→(ジーク80%+水レジ20%-火レジ15%+葉猫c10%+マルクc5%
  というややこしいことをやってCBのミス表示を確認。)



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<仮説の式に行き着くまで>

・アンフロ装備者にSGをかけて検証

※ジークの中でも外でも凍る
※アンフロをつけはずししてもやっぱり凍る。

(まあ、この辺は前評判通り。)


・アンフロ装備者にFD1(38%)で検証。

※ジーク外でほぼ確率通りの凍結率を記録。

(ここでジーク外の凍結耐性0%が確定。)


※色々試しているうちにFD1で100%凍るようになる謎現象が発生。

(再現できないまま、「偶然起きたバグ」という結論に達して引き上げる。)


・翌日、確率の高いHF(70%)で検証
・Lv94BS、Lv95ダンサー、Lv91バードの3人

※Vit95ダンサーで通常状態でHFを受ける→ほとんどスタンせず
※ジークの協奏側に回ってHF→ほとんどスタンせず
※ジークを解除してHF→ほとんどスタンせず

(この辺りでは「凍結意外は修正されたのかな?」と淡い期待を抱いていました。)


※Vit44バードで通常状態でHF→約1/3のスタン率(計算式通り)
※ジークの協奏側に回ってHF→???

(スタンして演奏が途切れる度にかけなおすのですが、どんどん確率が上がる。
ついには100%スタンするようになる。
Lv差があればともかく、どんなに耐性が低くてもスタン率は70%じゃないとおかしい・・・
何かがおかしいとここで思い始める。)


※ステ調整してVit92ダンサーにジークを何度もかけてからHF→スタン率が大幅上昇

(スタン率100%になるまでにジークをかけなおした回数が明らかに違うことに気づき、
ここで仮説を立てて考えることにしました。)
ここに辿り着くまでに計6時間は検証してました(´・ω・`)







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ひとつ、解明できていないことがあります。

仮説を立てた後、Qアイス武器でも検証を行ないました。

MDEF0、アンフロなしのキャラ
MDEF0、アンフロありのキャラ

を用意し、ジークを何度もかけて、Qアイスで殴ったところ・・・

アンフロなし→100%凍結
アンフロあり→かなり低い確率で凍結

という結果になりました。


アンフロ装備のキャラには凍結率の加算がないようです。
これの理由がいまだに不明です。





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続いて、質問に対する回答です。

WPジーク利用時に
「どうしてフリルドラc推奨?」というコメントを複数いただきました。


これにはきちんと理由があります。

「私を拘束しないで」のスキルを使うと、合奏の範囲内で移動できます。
このとき、合奏の範囲内にER前のWPを含めておくと、WPに乗ることができます。

しかも、移動先で合奏が展開されます。
ただし、必ず合奏発動者がWPに乗らなければいけません。
まあこの辺りの原理は単奏と同じです。

「合奏の発動を確認してからWP移動できる」(Web拍手より)とのことです。

有効そうですが、PTメンバーはバグの影響を受けないように離れててもらいましょう。





このスキルの使用をなぜお勧めしないかといいますと、合奏の停止条件があります。

通常なら

・MHPの1/4のダメージを1撃で受ける
・睡眠を除く行動不能な状態異常にどちらかがかかる。
・どちらかが死亡する。
・武器を破壊される、もしくは脱がされる。

が合奏の停止条件ですが、拘束しないでを使うと

・合奏の範囲外に出る

という条件が加わります。



例えば、狩場で使う合奏といえばニヨルドですが、
演奏中に協奏者が吹き飛ばされたり、拉致されたりしても、演奏は止まりません。

しかし、協奏者が「拘束しないで」スキルを使っていると演奏が止まってしまいます。


また、発動者が吹き飛ばされた場合、通常なら演奏も一緒についていきますが、
「拘束しないで」スキルを使っていると、発動者だけが吹き飛んで演奏が消えます。





結局どういうことかといいますと、ガンバンテインで足元の合奏を消されると、
合奏が欠けるのではなく、消滅することになるわけです。

バードには10秒ルールがありますが、既に動き出している仲間たちはそうもいきません。
大魔法の直撃を食らうハメになってしまいます。

相手のロキはセル欠けとはいえそのまま残ることを考えると、不利は否めません。






はい。

書いてるうちにガンバンテインを思いつく人がいるとは思えなくなってきました。
ていうか誰も使ってない戦術の対応策を考える人なんてまずいないし。


・・・・というわけで、ああ書いておいてなんですが、
「私を拘束しないで」どんどん使ったらいいと思います!(日和見)

でもこれ実行できる規模の連合ならフリルドラ1枚くらいはあると思います!

なので無理に使わなくてもいいと思います!

誤クリで動いてしまうかもしれないし!

どうしても使うならスクリームのあるジプシーの方がいいと思います!






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さて、次。

「スキンテンパリング」と「溶接マスク」が加算で計算されないというご指摘をいただきました。
間違った情報を掲載していたことをお詫びします。

指摘だけでなく、ご自分で検証するというその熱意に感動しました。

こちらにその検証の内容があります。
→(無所属の日々)

転載許可をいただきましたので、掲載します。

ジークの耐性と溶接マスクの耐性は加算されるのか?


PvPモードで実験。

参加者
クラウン(ジークLv.5)
ダンサー(ジークLv.5)
Wiz(INT98+24、Wiz杖)
BS(スキンテンパリングLv.2、溶接マスク)


方法
クラウンとダンサーがBSと同じPTに入りジーク展開。
そこにWizがFB10を叩き込む。


理屈
ジークLv.5(80%)とスキンテンパリングLv.2(10%)で
火属性耐性90%になっている。
溶接マスク(10%)の火属性耐性が加算ならば
耐性100%となりダメージが発生しないはずだ。


結果

~中略~

というわけでダメージは14か16でした。


(補足:1Hit当たりのダメージです。)

かなりの軽減ですが、1でもダメージが発生するなら耐性100%ではないことになります。
なので加算で計算されていないことは確定しました。







が!

実は乗算で計算されていると仮定してもこの結果はおかしいのです。

int122で杖を装備したWizのMatkは472-802です。
被験者の除算MDEFは0、減算MDEFは6です。

乗算として計算するなら、
(ジーク80%+スキンテンパリング10%)×(溶接マスク10%)=91%耐性

リンク先のBSさんは
他にダメージ軽減できるような装備は一切つけておられません。



この時FB10を撃つとダメージは

最小{472×(1-0.0)-6}×0.09=41.94(×10Hit)
最大{802×(1-0.0)-6}×0.09=71.64(×10Hit)







お気づきでしょうか?

14や16なんて低ダメージ絶対に出るわけがないんです。

再び難問に直面しなければならないようです。
グラビティに挑戦状を叩きつけられたような気分です。
もう勘弁してください





とりあえず、スキンテンパリングLv4以上のBSが
ジークを受けると火属性が無効化されることは、実装当時からの周知の事実です。

なので、ジークとスキンテンパリングが加算で計算されることは疑いようがありません。




では溶接マスクの仕様が異常なのでしょうか。
・・・ところで、ROのプログラムには「同種の耐性は加算、異種の耐性は乗算」という、
ある意味「鉄の掟」とすらいえるほどの法則性があります。

unkとタラ盾の関係もそうですし、
特化武器を作る際にはこの法則を考慮して作られています。


その法則から溶接マスクだけが逃れられるわけはない・・・はず、です。
そう考えて、再度検証を行ないました。



とあるPvPルームにて。

スキンテンパリングがなく、かつ溶接マスクが装備できるアルケミを拉致。

とりあえず、アルケミ(♀)に素っ裸になってもらう。

「溶接マスク」と「レイブオルマイc(火耐性+10%)」のみ装備してもらう。(高価いよorz)

友人に涙を流しながら土下座してジーク5を(無理矢理)とってもらう。そのうえ拉致る。

PTを組んで不死身のジークフリード発動

PT外のマジシャンにFBを落としてもらう。


結果

火属性完全無効

→ジーク80%+マスク10%+カード10%=100%耐性が確定





ここまでで、以下の3点が証明されました。
※実験に付き合ってくれた人に本当に感謝します。(ごめんなさいっ)

ジーク耐性とパッシブスキル耐性は加算され、耐性100%でMissになります。

ジーク耐性と装備耐性は加算され、耐性100%でMissになります。

スキル耐性と装備耐性は加算されません。(恐らく)乗算で別に計算されます。





この3行を読むだけで目ざとい人はすぐ気づくと思います。
明らかに

装備とスキルにジークの効果が二重にかかっています。


つまり、リンク先の実験結果が異常に低ダメージになったのは
(ジーク80%+テンパリング10%)×(ジーク80%+マスク10%)=99%耐性

で計算されているため、と考えられるのですが・・・











最小{472×(1-0.0)-6}×0.01=4.66(×10Hit)
最大{802×(1-0.0)-6}×0.01=7.96(×10Hit)


や  っ  ぱ  り  計  算  が  合  い  ま  せ  ん

教えて!エライ人!


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最後に。
この考察は重要な未検証項目を一つ残しています。

レジストポーションは「スキルによる耐性」と「装備による耐性」の
どちらに加算されるか?ということです。


もしも「装備による耐性」に加算されるなら、
土Pを飲んで火属性耐性が下がっても

スキンテンパリングで耐性100%を確保している限り火属性が無効化

される可能性がとっても高いです。
乗算ですから、計算式の中にひとつでも「0」があれば答えも「0」になりますよね。


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今回の記事は今までで最も仮説の多い状態で公開する記事となります。

説明のつかない現象が起きている以上、
根元から仮説が間違っている恐れも否定できません。


今後このスキルを検証してみようという猛者のために、
今回検証したことを書き残しておくものです。

さて、真実はどこに。

Web拍手

# by eaglewind3 | 2006-07-15 17:44 | 戦術考察